【SC対策】DNSサーバへの攻撃について

DNSサーバに対する攻撃の種類】

 

・ゾーン転送要求による登録情報の収集

DNSキャッシュポイズニング攻撃(ファーミング

・不正なリクエストによりサービス不能状態を引き起こす攻撃

DNSリフレクション攻撃(DNS amp攻撃)

 

DNSキャッシュポイズニング攻撃によってどのような影響があるのか】

悪意ある名前解決情報をキャッシュに登録してしまったDNSサーバをユーザが利用すると、

ユーザは悪意あるサイトに誘導され、機密情報を盗まれるなどの被害を受ける可能性がある。

 

DNSサーバに対する攻撃への対策】

<予防・防止>

DNSサーバのソフトウェアのバージョンを最新にする

DNSの送信元ポート番号をランダムにする

・DNSSECの使用

・ゾーン転送をセカンダリDNSサーバのみ許可するように設定

・ゾーン転送するデータの範囲を最小限に設定

脆弱性検査の実施

DNSキャッシュサーバが不要なクエリを拒否するようにアクセス制限をかける

 

<検知・追跡>

・ネットワーク監視型IDS,IPSを使い攻撃を検知

DNSクエリログを分析し、DNSサーバを悪用した攻撃を検知

 

<回復>

・攻撃を受けた原因となった脆弱性を特定するとともに、予防・防止に努める

 

参考

 

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2021年版

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2021年版

  • 作者:上原 孝之
  • 発売日: 2020/11/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)